GUIDE 03 / PRODUCTION

AIエージェントを、動くデモから運用できる仕組みへ

内部構造、API境界、リモート接続、データ操作を横断し、本番で必要になる制御点を整理します。

このガイドの目的

成功するデモではなく、失敗・再実行・権限逸脱・監査要求に耐えられる設計を判断できる状態を目指します。

公開記事
08
今後の追加テーマ
03

LEARNING TRACK

エージェントをシステムとして捉える

内部ループと人の役割を理解し、どこに責任と検証を置くかを考えます。

  1. AIエージェントAIコーディングエージェントは内部で何をしているのか|モデル・コンテキスト・ツール実行の仕組みAIコーディングエージェントは、モデルが一度に完成コードを生成する仕組みではありません。モデル、コンテキスト、ツール、実行環境、安全機構が連携し、判断・実行・観察を繰り返すシステムです。本記事では、ユーザー登録APIへ重複チェックを追加する例を通して、その内部構造、失敗する理由、安全な使い方を解説します。
  2. AIエージェントCodexのAgent Loopを理解する:モデル推論とツール実行を分けるハーネスの設計Codex CLIが調査、編集、テスト、再修正を繰り返せる仕組みを、モデル・ハーネス・ツール・環境の責務に分解して解説します。ツール呼び出しを境界に、実行結果の再入力、権限、MCP、終了条件、コンテキスト管理まで追います。
  3. AIエージェントAIエージェント時代、ソフトウェアエンジニアの仕事はどう変わるかAIエージェントが大きく下げるのは実装コストです。しかし、正しいソフトウェアを安全に届ける責任は残ります。価値の中心がコード入力から、制約設計、コンテキスト整備、仮定のレビュー、正しさの検証へ移る理由を解説します。
  4. AIエージェントバイブコーディングとは?初心者がAIでアプリを作る方法・ツール・危険性バイブコーディングの本来の意味とAI支援開発との違いを整理し、プログラミング未経験者がAIとの会話で勉強時間タイマーを作る手順を解説します。ツール選び、プロンプト例、動作テスト、個人情報やAPIキーを扱う際の危険性まで網羅します。

LEARNING TRACK

接続境界を設計する

APIとMCPの責務を分け、既存サービスをエージェントへ公開する境界を作ります。

  1. MCPMCPとは?API・Function Callingとの違いを初心者向けに図解MCP(Model Context Protocol)の役割を、REST APIやFunction Callingとの違いから初心者向けに解説します。Host・Client・Serverの関係、処理の流れ、MCPが向くケースと不要なケースを整理します。
  2. MCP【実装】既存REST APIをMCPサーバー化する:Pythonでタスク管理APIをAIから操作する公開GitHubサンプルを使い、既存のFastAPI製タスク管理APIをMCP Python SDKとhttpxでAIから操作できるようにします。cloneから起動、入力Schema、構造化出力、安全なエラー変換、stdio、Inspector、Codex、3層のpytestまで、実装と再現手順を日英で解説します。
  3. MCPMCPサーバーをStreamable HTTPでリモート化する方法:Python・SSE・Docker対応stdio形式のMCPサーバーを、複数クライアントがURLで利用できるStreamable HTTPサービスへ移行します。Python SDKによる実装、セッション、JSONとSSE、Docker、Origin検証、CORS・TLS・認証の違いまで解説します。

LEARNING TRACK

データ操作を制御する

任意SQLではなく用途別Toolを使い、認可・監査・トランザクションを境界に組み込みます。

  1. MCP【実装】データベースに接続するMCPサーバー:SQLiteとMySQLで安全なCRUD Toolを作る任意SQLをAIへ公開せず、目的別MCP Tool、入力検証、パラメータ化クエリ、最小権限、トランザクション、署名付き確認トークンを組み合わせて、安全なCRUDをSQLiteとMySQLで実装します。

ROADMAP / NEXT

今後の追加テーマ

  1. 冪等性と再実行
  2. 評価と監視
  3. インシデント対応